あれ?更年期?更年期チェック表でチェックしてみましょう メルマガ配信中 更年期をHappyに! お問い合わせ/ご依頼

講座の感想

アメブロ

更年期を幸年期にしようよ!配信中

更年期に関しての活動ができます

ウィメンズヘルスアドバイザー認定講座

 · 

ホットフラッシュの時、脳の中でおきていること!

10月6~7日まで、東京で開催された
日本更年期と加齢のヘルスケア学会&日本サプリメント学会の学術集会に参加してきました。
今回の学会で、聞いた講演の中で一番面白かったのが、
 
「エストロジェンと脳」
横浜市立大学名誉教授・田中クリニック横浜公園
院長  田中(貴邑)冨久子 先生
 
 
生命の誕生と共に存在していたと言われるエストロゲン
 
エストロゲンが出現してからしばらくして、エストロゲンの受容体が出現したそうです。
 
アンドロゲンは、さらにそれよりずーっとずーっと後!
 
 
エストロゲンは、女性ホルモンとも呼ばれていますが、女性とか男性とかの前に、生命をつかさどるホルモンとも言えるようです。
 
 
だからこそ、エストロゲンは全身に作用するし、男性にもエストロゲンがある。
 (更年期後半の女性のエストロゲンより男性の方が量が多い)
 
脳にも、脳全体にもエストロゲンの受容体が分布しているそうです。

エストロゲンが更年期を迎え減少すると、視床下部ではエストロゲンをもっと作るように脳下垂体に指令のホルモンをだし、脳下垂体から卵巣に向かってLH FSHが分泌されるのですが、そのLHが、脳に作用して
更年期症状として、有名な アレやアレを起こす・・というお話

先生のお話をそのまま書いても難しくなるので

先生のお話を聞いて、私なりに、調べたり咀嚼したことをお伝えしますね。

 

 

 

今回の講演でわかったのは、

1)ホットフラッシュの時に脳内で何が起こっているのか

2)イライラの時に脳内で何が起こっているのか

3)更年期のうつの時に脳内で何が起こっているのか

4)アルツハイマーになる時、脳内で何が起こっているのか

 

今日は「ホットフラッシュの時に脳内で何が起こっているのか」について書きます。

 

 

ここで初めて聞いたのがキスぺプチンという物質

これは、前述したLH/FSHの周期的分泌を調節する役割を持っています。

 

このキスペプチンニューロンにもエストロゲンの受容体が存在します。

 

ですから、閉経すると、

キスペプチドニューロンに対するエストロゲン作用が減少すると

キスペプチドニューロンが膨大化し

LH/FSHの周期的分泌の活動が亢進するしくみになっているようです。

 

 

 

ホットフラッシュとこのLHの周期的分泌は同期し連動しているそうです。

 

 

ホットフラッシュは、このLHが過剰に分泌することで起こされるということ。

  

  

視床下部の中核部にもエストロゲンの受容体が多く存在し、雌のネズミでは、この部分にGnRH(LH/FSHの分泌を命令するホルモン)を注入すると(LHが分泌され)、しっぽの温度が20分で上昇し、しっぽを震わせるなど落ち着かない様子が観察されます。

 

 

なぜ、しっぽの温度があがるのか?

 


それは、この視床下部閾値温度が、環境にかかわらず、ー0.6℃下げて設定をしてしまうことにあるようです。

 

つまりエアコンの設定を25℃に設定していたのに24.4℃に勝手に下げてしまうようなイメージ

 

 

そうすると、ヒトの体内では、発汗・皮膚の血管が拡張をして熱の放散をすることで、25℃から24.4℃に温度を下げる。

 

熱を放散しているから「暑い」と感じる、それがホットフラッシュということのようです。

 

 

 

難しい話ですよね~

 

 

 

「えい!」と乱暴にまとめると

 

   閉経すると、脳内でキスペプチンが増加 

    ↓

   LH/FSHの分泌が増加
            ↓

   LHが働くと、脳内での体温調節の設定温度を下げる

    ↓

   今の体温から設定された低い体温に調節しようと放熱する

    ↓

   放熱のための発汗やほてりが起きる

 

 

 

 

今まで、自律神経がアンバランスになり交感神経が優位になるために、体温も上がって、ホットフラッシュが起きると、説明をしてきました。


しかし、交感神経がいきなり優位になるタイミングや理由がよく分からず、私の中でも、すっきりしていなかったのは、事実

 

 

 

でも、この話を聞いて

ホットフラッシュは持続しない、また、人によって違いますが1日に何度か起こす理由がわかりました。

 

それは、LHが、ある一定の周期で分泌されているから。

 

ホットフラッシュも周期的に起きる・・

 

 

そうであれば、ホットフラッシュのタイミングがわかるのでは・・と考えられます。

 

夜中にホットフラッシュが起きて、汗だくになり着替えているうちに目が冴えて眠れなくなる・・という話をよく聞きます。



自分のホットフラッシュの間隔を調べてみるのがいいかもしれません。

 

一定の間隔が分かり次のホットフラッシュの起きる時間が予測ができれば、覚悟も準備もできますね。

 

 

予測ができれば、ホットフラッシュの起きる時間を避けて睡眠をとるようにしてみるのもひとつの方法なのかもしれません。

 

また、ホットフラッシュが起きそうな時に、アイスパックを当てておくなど、すこし体を冷やしておくのもそのギャップを小さくすることができるかもしれません。

 

自分自身で、試したいところですが、

私には、ホットフラッシュがなく、更年期も過ぎたようなので、試すことができません。

もし、試してみた方がいましたら、ぜひ、その効果を教えてください。